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結成20周年を迎える関ジャニ∞が27日、ナインティナイン岡村隆史がホストを務める関西テレビ「おかべろ2時間生放送SP」に出演し、5人が2月4日に控える改名への率直な気持ちを語った。
昨年秋に行われた2度の会見を見た村上信五は「アクションを起こさないといけない空気は感じました。若手も改名で動いていたし、じゃーうちらもどうしようか、と横山裕に連絡したのがきっかけだった」と振り返る。横山も「なんとなく空気を読んだんです。替えなあかんねんなって。ただ、替えるってなった途端にすごい寂しくなった。みんな関ジャニ∞への思い入れが強いから、そこからすごい話し合った」と語った。
安田章大にとっては大変なショックだった。「改名せんとあかんねや、となったときに真剣に泣きました。こんな涙があふれるんやって思った。この名前をこんなに愛してたんやって思った」と自身でも驚くほど思い入れの強さがあったことを明かした。
ただ、大倉忠義と丸山隆平は腹をくくる気持ちの方が強かった。大倉は「寂しかったですけど、ファンのみなさんにもアンケートをとって協力してもらったんで、未練というよりかはどうやったら一緒に進んでいけるかみたいなことを考えました」と気持ちは前向きだった。とはいえ、やはり20年近く慣れ親しんだ名前。「いま番組とか出させてもらってるから段々寂しくなってきている感じですね」と現在の心境を伝えた。丸山は「何か変わる時は心機一転で新しいことが始まる予兆だったりするから、20周年ということもあるのでいいタイミングだったとぼくは思った」と、5人の中では最も早く現状に対応しようとする思いが強かった。「あとは世間の皆さんが新しい名前を聞いてどういう反応をされるのか。すぐエゴサーチをしようと思ってます」と話し、メンバーの笑いを誘った。
たくさんの案が出て、何度も何度も話し合った。煮詰まりすぎた空気を和らげるために「嵐とかどう?」「それはあかんやろ。嵐2にせな」と冗談を言い合うこともあった。
最終的には横山がポロっと言ったグループ名に大倉が「それ良くない?」と反応。他の3人も納得して最終決定したという。
5人の話を聞いていた岡村は「しっくりしてんの?まだ引き返せるで、ちょっと…とか思ってる人はいないのね?」と何度も念を押すと、横山が「何を一悶着させようとしてるんですか」と苦笑い。しかし、真面目な表情に戻って「5人で活動するんは活動するし、グループ名どうなってもおれらはおれら。その覚悟を持ってやるというベクトルは同じでブレてはないです」ときっぱり言い切った。
番組の進行役を務めるNON STYLEの石田明は「こんなにみんなで連絡を取り合ったのは初めてじゃない?」と質問。しかし、村上は「われわれメンバーも抜けたりしているので、アクシデントに強い。というか、強くならざるを得なかったというところはあるかも」と、そう簡単にはへこたれないグループの力強さをアピール。改名後も変わらぬ活躍を続けることを約束していた。
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